日本産業技術教育学会第55回全国大会(旭川)

 第55回全国大会(北海道・旭川)に大谷先生,M2飯田,M1宮内が参加してきました。9月1~2日の2日間に渡る大会でした。M1の宮内は全国大会は始めての参加であり,始めての北海道でした。密かに旭山動物園に行きたいとか思っていましたが,行く時間などなく…北海道の思い出は,札幌ラーメンと旭川ラーメンと海の幸を堪能したくらいですね。また,北海道教育大学(旭川校)は,雄大な自然に囲まれていました。研究室へのお土産は,定番の「白い恋人」を買って行きました。

 学会に関する感想としては…

 M1宮内は,講演題目「工作工芸の視点から見た中学校技術科の加工学習における設計内容の検討」について口頭発表を行いました。中学校技術科の設計に焦点を当て,工作工芸の視点から,設計に対しより意欲的に臨める学習内容の提案を発表し,発表後に内容に関しての質疑応答を受けました。関東大会の時よりもより多くの方々と話をしたり,意見を頂けた貴重な経験となりました。

 M2飯田の感想です。今回は,「科学技術政策の人材育成の視点から見た技術教育の検討Ⅰ」という題目のもと,日本における科学技術政策の現状を分析し,技術教育が行うべき内容の検討を行う研究の第一歩に当たる,科学技術政策の現状の分析結果に関して発表を行いました。私自身の大学院におけるメインの研究は,木材に関するで,今回初めて教育に関係する内容に関して研究発表を行いました。研究を進めるにつれて明らかになってくる技術教育,特に技術科教育の置かれている状況は,決して良くない状況であることがわかり今後技術教育の内容に関して,しっかりと議論しなければならないと感じました。余談ですが,私の発表が感情の無い発表だと他の大学の先生から感想があったと大谷先生よりお聞きしたので,今後は感情を込めて発表を行いたいと思います。学部時代にお世話になった先生方ともお会いすることができ,未熟ではありますが研究を行っている事を伝えられたことや,他大学に所属している学生の方々と知り合いに慣れたこと,学部のときの同級生に会えたことなど充実した学会でした。といった具合に,充実した2日間を過ごしました。北海道は思っていたよりも暑かったです。

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